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「仁」と「諫」

高鍋藩・鷹山を育んだ風土の形成と展開

商品コード:009656

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みやざき文庫

江戸時代中期、 高鍋藩の家臣の生きざまを通して、 「存寄ぞんじより」 の制度と実学の伝統に光をあて、 「仁政」 の構造を解き明かす。 上杉鷹山米沢藩の藩政改革の原点でもあり、 現代がかかえる問題にも示唆を与える。


著者について

昭和9年11月14日生昭和28年3月 宮崎県立小林高等学校卒業昭和32年3月 熊本大学法文学部史学科国史学専攻卒業昭和35年10月 宮崎県立小林高等学校教諭昭和46年3月 宮崎県立総合博物館学芸課主事昭和51年4月 宮崎県総務部県史編さん室主幹昭和63年4月 宮崎県総務部県史編さん室室長平成6年4月 宮崎県総務部参事、平成7年3月同退職平成7年4月 宮崎県総務部県史編さん室顧問平成15年 宮崎県総務部総務課 宮崎県文書センター主席運営嘱託員著書『元禄期の日向飫肥藩――日高浅右ヱ門が生きた時代』(1989年)等

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著者永井哲雄
シリーズみやざき文庫 34
書籍JANコード

4860611268

1920021012006

日本図書コード0021
発行日2005-02-25
よみじんとかん たかなべはん・りょうざんをはぐくんだふうどのけいせいとてんかい
初版
判型四六判
横幅*12.9cm
縦幅*18.6cm
背幅*1.4cm
重量*282g
(*)はおおよその値となります。
頁数182頁
製本様式並製
本体価格1,200円

目次

  1. 序章 江戸時代中期の高鍋藩と「存寄」
  2. 一 橘南谿・安井息軒が見た高鍋藩の仁政と人材
  3. 二 高鍋藩の「存寄」
  4. 三 江戸時代前期の高鍋藩政
  5. 四 秋月種茂の襲封と藩政改革
  6. 五 宝暦期の存寄
  7. 六 三好善太夫の「はなむけとして奉る書」にみる藩主教育と存寄
  8. 七 千手八太郎と『自求録』
  9. 第一章 千手家と八太郎の生涯
  10. 一 家禄の召揚げと屋敷替え
  11. 二 八太郎の「番入り」
  12. 三 結婚と立見
  13. 四 肉親への思いやり
  14. 五 父の喪に服する
  15. 第二章 高鍋藩学と「経人への道」
  16. 一 「修己治人」の藩学
  17. 二 経仁への道
  18. 三 八太郎の師とその学問
  19. 四 藩主婦人の死と再婚のこと
  20. 第三章 藩校名倫堂と八太郎の教育観
  21. 一 藩校名倫堂
  22. 二 学校造立の存寄
  23. 三 名倫堂の開校
  24. 四 服装の論議
  25. 五 昼食持参の論議
  26. 六 伝統の朝の学習
  27. 七 学校の教授法
  28. 八 教育の時期と成果
  29. 第四章 八太郎の治世観と「損益二掛」の説
  30. 一 「用を節して人を愛す」
  31. 二 「入るを量りて、もって出ずるを為す」
  32. 三 民の利を第一に
  33. 四 天明の飢饉と野別府代官八太郎
  34. 五 「郷閭学規」と損益二掛の説
  35. 六  穀物の輸出入と酒の販売
  36. 七 物価統制
  37. 第五章
  38. 一 福島山西代官の八太郎と土肥経
  39. 二 藩主の領内飛地巡見
  40. 三 「義倉」設立の存奇
  41. 四 福島山西三方郷社倉条目
  42. 五 高鍋藩の「社倉」
  43. 第六章
  44. 一 九州澤故
  45. 二 高山彦九郎の高鍋訪問
  46. 三 「検者中」の八太郎
  47. 四 幕府の巡察と「俵者」
  48. 五 晩年とその死
  49. 終章 高鍋藩の「仁政」その後
  50. あとがき