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日向国山東河南の攻防

室町時代の伊東氏と唐津氏

商品コード:010263

関連カテゴリー

歴史・地誌・史話

みやざき文庫

中世の南九州は日向。山東と呼ばれた宮崎平野大淀川河南一帯は、伊東氏と島津氏の争奪の地となった。両氏の興隆から激突、そして百年にわたる攻防。〝一揆の時代〞といわれる中世南九州の地方豪族の離合集散。丹念な史料の掘りおこしからこれまでの通説に光をあて、河南の意味を明らかにする労作。【2014年01月12日初版】【2017年12月30日2版】


著者について

新名一仁(にいなかずひと)

昭和46年(1971) 宮崎市生まれ

平成2年(1990) 宮崎県立宮崎大宮高等学校

平成6年(1994) 鹿児島大学法文学部人文学科日本史学専攻卒業

平成8年(1996) 広島大学大学院文学研究科博士課程前期国史学専攻修了

平成14年(2002) 広島大学大学院文学研究科博士課程後期国史学専攻単位取得退学

平成15年(2003) 都城市立図書館市史編さん担当嘱託

平成20年(2008) みやざき歴史文化館学芸員

平成25年(2013) 宮崎市きよたけ歴史館嘱託員(学芸員)

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著者新名一仁
シリーズみやざき文庫 101
書籍JANコード

9784860615253

1920021016004

日本図書コード0021
発行日2017-12-30
よみひゅうがこくさんとうかなんのこうぼう むろまちじだいのいとうしとからつし
2刷
判型四六判
横幅*12.9cm
縦幅*18.6cm
背幅*1.4cm
重量*259g
(*)はおおよその値となります。
頁数200頁
製本様式並製
本体価格1,600円

目次

  1. 第1章 伊東氏と島津氏の由緒と日向国山東の荘園
  2. 一 伊東氏の由緒
  3. 二 島津氏の由緒と日向国
  4. 三 鎌倉時代における山東の荘園
  5. 第2章 抗争の起点―南北朝期における両氏の山東進出
  6. 一 南北朝内乱前期の動向と伊東本宗家の日向下向
  7. 二 島津氏一族の山東拝領
  8. 三 九州探題今川了俊と島津氏の抗争
  9. 第3章 伊東祐安・祐立父子と島津元久・久豊兄弟―十五世紀前期の対立と和平
  10. 一 伊東氏一族の山東河南進出
  11. 二 島津氏久・元久の山東河南進出
  12. 三 島津久豊の穆佐入城と伊東祐安との連携
  13. 四 島津久豊の島津本宗家継承と島津氏の対立激化
  14. 第4章 島津氏の内紛と伊東氏の山東統一
  15. 一 国人一揆と島津氏の家督の改替
  16. 二 祐立の山東河南進出と島津久豊の反撃
  17. 三 島津忠国の山東進攻と薩摩国「国一揆」
  18. 四 文安元年の日向国南部国人一揆と伊東祐堯の山東統一
  19. 第5章 戦国争乱へ―その後の伊東氏と島津氏
  20. 一 祐堯の宮崎平野全域の統一
  21. 二 島津立久の融和政策と島津領内の抗争再燃
  22. 三 祐堯・祐国の南下政策―日向国の戦国時代の幕開け
  23. あとがき