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食の自給、エネルギーの自給、福祉の自給それはちょっと昔にあった農村のくらし、今なら間に合う農あるくらし、自然とともに暮らした田舎のくらし、心とからだのきずな、ささえあう地域…著者のライフワークの「摘み草と田舎暮らし」をベースに、田舎暮らしの愉しさを多くの人とともに共感し、自然・食・農の大切さを伝える一冊。【2010年10月01日1刷】【2012年02月20日3刷】
きりしまの山ふもと、そば屋のおばさん、かもうよしこです。
今、皆さまは何を食べてますか。人間の身体は、7日間で血液の血漿、7年で細胞、そして9年で骨の髄まで入れ替わるそうです。
今の自分は、過去9年間の飲食したもの、吸ったものの集大成ということです。土、空気や水は人間がつくり出すことのできない自然の恵みです。
食べものは「農」によって生み出されます。自然の恵みと大切な農の営みを身近かに感じるくらしは何故かホッとします。
きっと心と身体が喜んでいるのですね。農あるくらしは次代の子どもたちへのメッセージです。
「一日を楽しむ人は部屋に花を活けよ。十年先を楽しむ人は山に木を植えよ。百年先を楽しむ人は人を育てよ」
薩摩の西郷さんの話の中にありました。
そば屋のおばさん、かもうよしこは百年先は生きてませんが、自然を愛する人が育ってくれるとうれしいですね。自然も人も目先の欲得でない愛と、長~いとき、時間が大切ですね。
(本書序文「農ある暮らしのすすめ」より)
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著者 | 蒲生芳子 |
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書籍JANコード | 9784860613693 1920061009523 |
日本図書コード | 0061 |
発行日 | 2012-02-20 |
よみ | かもうよしこの いなかぐらしをたのしむ きりしまのやまにいだかれて |
版 | 3刷 |
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判型 | AB判 |
横幅* | 20.6cm |
縦幅* | 25.4cm |
背幅* | 0.8cm |
重量* | 300g |
頁数 | 124頁 |
製本様式 | 並製 |
本体価格 | 952円 |