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民俗学の描く猟師像は非稲作農耕論のなかで“一人歩き”していないか 自らもとらえられてきた呪縛に挑み、 文献史学や民族学の成果もおりこんで狩猟文化論の新たな展開。各地の藩文書や伝承資料を読みとき、藩権力や農業民との関わりと生活、狩猟文書と儀礼の成立を見直し、新しいフィールドを切りひらき、現在の課題に迫る。
著者について
永松敦(ながまつあつし)
1958年大阪府生まれ。1987年大谷大学大学院博士後期課程満期退学。1988~1994年福岡市博物館学芸員、1994~2001年椎葉民俗芸能博物館主任学芸員、2001~2004年同館副館長。この間、2003年総合研究大学院大学国際日本研究専攻博士後期課程修了。2004年より宮崎公立大学助教授。2007年より同大学教授、博士(学術)1990年第10回日本民俗学会研究奨励賞受賞著書に『狩猟民俗と修験道』(白水社、1993年)。共著に『在地伝承の世界――西日本』(講座日本の伝承文学第八巻、三弥井書店)、『さまざまな生業』(いくつもの日本IV、岩波書店)、『伝承文化の展望』(三弥井書店)ほか
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著者 | 永松敦 |
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シリーズ | みやざき文庫 52 |
書籍JANコード | 9784860612504 1920039020000 |
日本図書コード | 0039 |
発行日 | 2008-02-10 |
よみ | 《りょうし》のたんじょうとしゅりょうぎれいのせいりつ みんぞくぶんかけいせいしへのいちしざとして |
版 | 初版 |
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判型 | 四六判 |
横幅* | 13.1cm |
縦幅* | 18.8cm |
背幅* | 2.3cm |
重量* | 400g |
頁数 | 342頁 |
製本様式 | 並製 |
本体価格 | 2,000円 |