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〈官〉の成立・〈民〉の変貌

宮崎の歴史・明治時代前期

商品コード:009519

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みやざき文庫

維新から近代へと激しく動いた明治時代前期、 ふるさと宮崎の姿を、 各町村に残る豊富な史資料を使って生き生きと描き出す。 宮崎の歴史研究に画期をなす、 好評の労作。 第14回宮日出版文化賞受賞。ふるさとの先達は維新の激動をこのように生き、新しい社会秩序をつくっていった-。維新から明治、そして近代へと激しく動いた明治時代前期、宮崎を舞台に主体的に生きた人々の姿を生き生きと描く。


著者について

徳永 孝一(とくなが こういち)

1942年 宮崎県に生まれる。日本大学文理学部(史学専攻学科)卒。日南高校・高鍋高校などの教諭(日本史)として勤務。その間、県総合博物館・県史編纂室などで通算6年間勤務し、専門的な業務に携わる。宮崎県立宮崎西高校を定年退職後、宮崎学園高校教諭。現在、県立図書館史資料調査研究員。主な共著。「宮崎県史・通史編近代1」「宮崎県史・民俗編」「都農町史」「日之影町史」「北浦町史」「国富町史」江戸時代「人づくり風土記」(農文協)「宮崎県地名地誌大辞典」(平凡社)「宮崎県地名大辞典」(角川書店)「宮崎県大百科事典」(宮崎日日新聞社)など

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著者徳永孝一
シリーズみやざき文庫 18
書籍JANコード

9784860610500

1920036019007

日本図書コード0036
発行日2003-03-06
よみかんのせいりつ みんのへんぼう みやざきのれきし めいじじだいぜんき
初版
判型四六判
横幅*13.1cm
縦幅*18.8cm
背幅*2.4cm
重量*382g
(*)はおおよその値となります。
頁数314頁
製本様式並製
本体価格1,900円

目次

  1. 第一編 維新の動乱と村政──明治初期──
  2. 第一章 幕末の動乱に生きる
  3. 一 新時代への胎動
  4. 二 佐土原藩の脱藩浪士
  5. 三 延岡藩の勤王僧
  6. 第二章 宮崎県の成立と明治初期の村
  7. 一 維新と宮崎県の設置
  8. 二 維新期の村
  9. 三 変化する村行政
  10. 四 村の財政と初期の地租改正
  11. 第三章 明治十年台の村政
  12. 一 旧村の復活と戸長役場
  13. 二 村会と連合村会の成立
  14. 第四章 西南戦争
  15. 一 内戦の勃発と日向士族の動き
  16. 二 政府の対応と戦闘
  17. 三 戦場となった日向国
  18. 第二編 県再置と不況──明治十年代──
  19. 第五章 分県運動と宮崎県の再置
  20. 一 国会開設請願と政党の結成
  21. 二 宮崎県再設置(分県)運動
  22. 三 見会対策
  23. 第六章 明治十年代の経済と県民生活
  24. 一 景気変動と県民生活
  25. 二 景気盛衰の理由──審議員の見解──
  26. 三 金融の近代化と商業の盛衰
  27. 第七章 明治の産業開発と県政の課題
  28. 一 分県運動の中の「殖産法」
  29. 二 山元元平の「経済復興策」
  30. 三 明治三十年間の県政の重点課題
  31. 第八章 地租改正と山林問題
  32. 一 浮上した入会地論争論
  33. 二 山林原野の官民区分
  34. 三 山林下げ戻し運動
  35. 第三編 町村合併と村共同体──明治二十年代──
  36. 第九章 町村合併と村民の事情
  37. 二 戸長担当区域の改正
  38. 三 合併案への異論
  39. 四 答申著に込められた各村民の事情
  40. 五 将来に持ち越された合併案
  41. 第十章 町村施行以降の村政
  42. 一 村役場の設置と行政の整備
  43. 二 村会の選ぶ村長
  44. 三 明治二十二年以降の村会
  45. 第十一章 道路の改良と交通
  46. 一 明治の道路政策と橘橋架橋
  47. 二 明治前期の道路改良事業
  48. 三 三十年代から四十年代の改良事業
  49. 第十二章 生きつづける村の共同体
  50. 一 行政組合と庶民の講
  51. 二 勧業と教育の団体
  52. 三 生活と相互扶助
  53. 四 村の安全と若者たち
  54. 五 廃止と再興の庶民芸能
  55. 六 参宮と祈り
  56. [付録(一)]町村の変遷
  57. [付録(二)]明治の先覚者略年譜
  58. [主な参考文献]
  59. 終わりにあたって