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鉱脈社BOOK

隠れ念仏と救い

―ノノサンの不思議・霧島山麓の民俗と修験

商品コード:009879

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民俗・伝承・ことば

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みやざき文庫

霧島山麓一帯に今も灯される三つの民俗宗教のひとつ、 都城盆地のノノサン信仰。 成立の背景や歴史をひもとき、 南方シャーマニズムや修験文化との係わりのなかに、 民俗宗教における 「救い」 の心を読み説く。


著者について

森田 清美(もりた きよみ)

1939年 鹿児島県薩摩川内市生まれ。1964年 鹿児島県立高等学校教諭となる。1973年 鹿児島県育英財団の派遣留学生、東京教育大学(現筑波大学)文学部の研修生として1年間留学。1975年 鹿児島県明治百年記念館建設調査室(現鹿児島県歴史資料センター黎明館)黎明館建設・展示設計に8年間従事2000年 川島学園鹿児島実業高等学校教諭となる。鹿児島大学大学院修士課程 人文社会科学科(人間環境文化論)終了 2002年 第28回南日本出版文化賞受賞(『ダンナドン信仰』)2004年 九州大学大学院後期博士課程(比較社会文化学府日本社会文化史)単位修得のうえ退学。2006年 博士(比較社会文化)〔九州大学〕現在、鹿児島大学法文学部、志學館大学人間関係学部 非常勤講師。鹿児島いちき串木野市文化財審議会委員主な著書『牧崩壊過程における入会の研究――種子島の入会――』(文部省科学研究費補助金報告書 非売品 1974年)「薩摩大隅の山岳伝承」(五来重編『修験道の伝承文化』名著出版 1981年)「薩摩金峰山縁起由来記 解題」(五来重編『修験道史料集』II 名著出版 1984年) 『薩摩山伏――山と湖の民俗と歴史――』(鹿児島文庫35 春苑堂出版 1996年)『串木野まぐろ漁業史――大海の腕と肝の男たち――』(串木野船主組合 監修・著 1996年)『ダンナドン信仰――薩摩修験と隠れ念仏の地域民俗学的研究――』(岩田書院 2001年)『霧島山麓の隠れ念仏と修験――念仏信仰の歴史民俗学的研究――』(岩田書院 2008年)

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著者森田清美
シリーズみやざき文庫 58
書籍JANコード

9784860612948

1920039018007

日本図書コード0039
発行日2008-11-25
よみかくれねんぶつとすくい ののさんのふしぎ・きりしまさんろくのみんぞくとしゅげん
初版
判型四六判
横幅*13.3cm
縦幅*19cm
背幅*1.9cm
重量*341g
(*)はおおよその値となります。
頁数280頁
製本様式並製
本体価格1,800円

目次

  1. 序 章 現代にも生きる「隠れ念仏」の心
  2. 第一章 「隠れ念仏」と修験文化
  3. 第一節 シャーマンと修験
  4. 第二節 「ノノサン信仰」地帯における修験の活動
  5. 第二章 二つの「隠れ念仏」
  6. 第一節 年中行事にみる二つの「隠れ念仏」
  7. 第二節 厳しい入信儀礼
  8. 第三章 「隠れ念仏」と民俗文化
  9. 第一節 御霊の威力と水神信仰化
  10. 第二節 白鳥信仰と「隠れ念仏」
  11. 終 章 現代における救いと「隠れ念仏」
  12. あとがき