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鉱脈社BOOK

木地師・熊・狼

高千穂郷・山の民の生活誌

商品コード:010143

関連カテゴリー

みやざき文庫

九州山地・祖母山系に生きた山の民の生活を、近世資料を発掘して光をあてる。山中を移り住んで木工品をつくり平地と交流してきた木地師。村里に現れた熊と狼の記録。わずかに残る資料に秘む山人の息吹きを読むとき、人と自然のかかわりに光をあてる労作。


著者について

碓井 哲也(うすいてつや)

1929年生まれ。高千穂町文化財保存調査委員。元高千穂町史 郷土史編編纂委員。著書『日向路秘話』(本多企画)、維新以前田成開発史『上向き田米』(川辺印刷)、東岸寺用水150年記念誌『扇の峰』(川辺印刷)、『草鞋の旅人』(鉱脈社)

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著者碓井哲也
シリーズみやざき文庫 88
書籍JANコード

9784860614386

1920039014009

日本図書コード0039
発行日2012-06-09
よみきじしくまおおかみ たかちほきょう・やまのたみのせいかつし
初版
判型四六判
横幅*12.9cm
縦幅*18.3cm
背幅*1cm
重量*200g
(*)はおおよその値となります。
頁数148頁
製本様式並製
本体価格1,400円

目次

  1. はじめに
  2. 山の民 木地屋
  3. 木地屋文書 ◆ 特権、八合目以上は伐り放題
  4. 木地屋の始まり ◆ 祖神は惟喬親王
  5. 高千穂郷へ入山 ◆ 幻の木地屋屋敷
  6. 轆 轤 ◆ 木地屋の象徴
  7. 木地は何を用いたか ◆ 無尽蔵な樹種
  8. 生活と信仰 ◆ 読み、書き、そろばんは手の内
  9. 木地屋の終焉 ◆ 高千穂郷に生きる
  10. 月の輪熊とニホンオオカミ
  11. 狼と格闘 ◆ 庄屋、庭で仕留める
  12. 山里の呪文 ◆ 天井裏から出て来た〝まじない〟
  13. むすび