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豊かな国土づくり

―食料生産と農村環境を宮崎から考える―

商品コード:009461

関連カテゴリー

環境・自然・生物

みやざき文庫

豊かな国土づくりを、 全国トップレベルの農業県・宮崎から考える。 すぐれた食料生産機能を持つ農地を切り捨て、 生態系を育む自然環境が劣化してしまったのはなぜか。 その危機の原因を探り、 再生への展望を描く。本来すぐれた食料生産機能をもつ農地を切り捨て、生態系を育む自然環境が劣化してしまったのは何故か? 宮崎県内各地での取り組みを訪ね、危機の原因をさぐり、再生の展望を描く。


著者について

河野 広(かわの ひろし) 昭和12年3月 宮崎県生まれ。昭和35年 宮崎大学農学部農学専攻科修了、農林省入省。 昭和49年 農林省農業土木試験場土地改良第4研究室長。昭和51年 農学博士(九州大学)。 昭和61年 農林水産省九州農業試験場農地利用部長。 昭和63年 農林水産省農業工学研究所企画連絡室長。 平成3年 香川大学農学部教授・愛媛大学大学院併任。 平成9年 香川大学工学部教授。 平成10年 南九州短期大学教養科教授。

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著者河野広
シリーズみやざき文庫 16
書籍JANコード

9784860610296

1920061018006

日本図書コード0061
発行日2002-10-15
よみゆたかなこくどづくり しょくりょうせいさんとのうそんかんきょうをみやざきからかんがえる
初版
判型四六判
横幅*13.1cm
縦幅*18.6cm
背幅*1.9cm
重量*282g
(*)はおおよその値となります。
頁数256頁
製本様式並製
本体価格1,800円

目次

  1. 序章 食料生産と環境保全──食料自給でその調和をはかる──
  2. 第一節 食料自給低下がもたらす環境破壊──わが国に食料と環境問題──
  3. 第二節 開発・前進から保全・循環へ──食料生産と環境保全の調和──
  4. 第一章 土と水をつくりなおす──農村環境基盤の再生──
  5. 第一節 有機農業による土づくり──綾町の自然生態系農業──
  6. 第二節 物資循環による環境保全──都農町の環境保全型農業──
  7. 第三節 農村生活の水環境をつくり直す──山之口町の取り組み──
  8. 第四節 自然の水質浄化機能─簡単な実験でメカニズムを探る──
  9. 二章 水質源開発による米づくり──水田とその環境保全機能──
  10. 第一節 水資源の開発と水田整備──西都と延岡の井堰築造の歴史──
  11. 第二節 水田の環境保全機能──五ヶ瀬町三ヶ所用水──
  12. 第三節 地域資源としての棚田──日南市坂元棚田──
  13. 三章 畑地の生産性を高める──畑地基盤の整備と開発──
  14. 第一節 わが国初の国営事業──川南原の畑地かんがい──
  15. 第二節 畑作基盤の総合整備──一ッ瀬台地の畑地かんがい──
  16. 第三節 高生産性畑地の造成──田野町前平地区──
  17. 第四節 シラス台地の農地保全──高原町梅ヶ久保地区──
  18. 四章 生き物を育む台地──農村ビオトープの再生──
  19. 第一節 総合学習・田んぼの学校──宮崎ゲンゴロウ友の会の活動──
  20. 第二節 ホタルの住む水辺環境──環境指標にふさわしい生き物──
  21. 第三節 農村ビオトープの再生──江田川と麓地区用水路の改修──
  22. 第四節 共有資源として蘇えるため池──ため池の保全と活用──
  23. 五章 豊かな農村環境づくり──その多面的機能の再発見へ──
  24. 第一節 美しい農村景観の形成──宮崎の多彩な農村景観──
  25. 第二節 快適な水辺環境づくり─太平寺用水の親水空間整備──
  26. 第三節 エネルギー利用の再構築──日之影町の小水力発電──
  27. 第四節 農村環境のさまざまな役割──農村の公益的機能──
  28. 第五節 エコミュージアムの整備──都城地域の整備構想──
  29. 参考文献
  30. あとがき