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大淀川 流域の歴史[第2巻]

近世・交流のすがた

商品コード:009948

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みやざき文庫

第二巻は、近世の始まりにおいて、宮崎平野と都城盆地でおこった二つの悲劇の戦で始まり、江戸時代に入ってからの、舟運の活性化と流域の開拓による、流域の産業と文化の興隆を、豪商の活躍、水運や農地開拓の苦労などを織り交ぜて描きます。また、大淀川と支流名称の変遷を跡づけた力作も収録。


著者について

著者について甲斐 亮典(かい りょうすけ) 昭和4年5月9日、宮崎県生まれ。昭和28年3月宮崎大学学芸学部卒。同年4月、宮崎県立盲学校に赴任。宮大附属中学校・県教育研修センター・宮崎教育事務所・東臼杵郡東郷小学校長、児湯教育事務所長などを経て、平成2年3月末宮崎市立宮崎東中学校長を定年退職。その後、宮崎市教育委員会文化振興課嘱託として、みやざき歴史文化館の開設に携わる。平成6年度から宮崎市文化財審議会委員・宮崎県文化財保護審議会委員。平成5年に「みやざき歴史文化館ボランティアの会」を結成・同13年宮崎市神話の語り部ガイドボランティア協議会を結成、平成17年3月まで両団体の会長を務めた。この間、平成5年9月から同17年3月まで、宮崎県立図書館史料調査室で「佐土原藩嶋津家日記」の解読に携わった。平成16年11月3日、瑞宝双光章を受ける。著書等 平成11年から15年まで「みやざきの101人」(宮崎県)など5冊の「101シリーズ」の編集・執筆委員。平成13年の「目で見る宮崎・日南・串間の100年」(郷土出版社)など4冊シリーズでは、杉尾良也氏と共に監修・執筆。同19年2月出版「図説宮崎県の歴史」(同)4冊シリーズで監修。『宮崎の神話伝承』(2007年 鉱脈社)

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著者甲斐 亮典
シリーズみやざき文庫 65
書籍JANコード

9784860613341

1920025014297

日本図書コード0025
発行日2009-10-08
よみおおよどがわ りゅういきのれきし[だいにまき] きんせい・こうりゅうのすがた
初版
判型四六判
横幅*12.9cm
縦幅*19cm
背幅*2.1cm
重量*323g
(*)はおおよその値となります。
頁数260頁
製本様式並製
本体価格1,429円

目次

  1. 第二巻発刊にあたって
  2. 一の章 転換期を生きた人びと
  3. 第一節 諸藩領分割と天領
  4. 第二節 転換期の二つの戦乱
  5. 第三節 転換期を生き抜いた新刀の祖
  6. 二の章 川をつなぎ野をひらく
  7. 第一節 流域の物産開発
  8. 第二節 流し場と舟運
  9. 第三節 赤江城ケ崎の繁栄と町人文化の隆盛
  10. 第四節 天領・本庄の繁栄と町人文化
  11. 第五節 観音瀬と開削
  12. 第六節 ゴッドン(後藤五市)の海運業
  13. 第七節 去川の関と二見家
  14. 第八節 山之口、高城の寒天工場
  15. 第九節 流域の新田開発
  16. 三の章 流域の祈りの形
  17. 第一節 流域の信仰
  18. 第二節 一向宗の禁止とかくれ念仏洞
  19. 第三節 大淀川流域の祭りと民俗芸能
  20. 第四節 大淀川流域の伝説と民話
  21. 四の章 大淀川と流域の川の名称の変遷
  22. 第一節 小戸から大淀へ
  23. 第二節 「大淀川」はいつ頃から使われてきたか
  24. 第三節 支川の名称