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鉱脈社BOOK

近世都城 町場形成史

「野町」の変容と展開・町人の苗字取得を視座に

商品コード:010523

関連カテゴリー

歴史・地誌・史話

シリーズ

みやざき文庫

苗字のある町人がこんなにたくさん!

町場町人の半数もの人に苗字がある!何故だろう??

≪江戸後期において都城島津家領の町人たちは、地元物産の開発や町場づくりに、まことにさまざまな活発活動を展開しているのである。それが明治期の都城の地域おこしにつながっていることを思うとき、そうした町人たちは、主体的とも言える活動を展開しているのである。その活動のエネルギーはどこから生まれ、どのように形成されてきたのだろうか。

また、本文でも明らかにしているところではあるが、江戸後期における都城町人の苗字取得の多さということをとってみても、そこには、単なる「野町城下町」とは違う在り方が形成されてはいないか、と問いかけざるを得ないのである≫(「あとがき」より)


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著者佐々木綱洋
シリーズみやざき文庫 139
書籍JANコード

9784860617509

1920021018008

日本図書コード0021
発行日2020-02-28
よみきんせみやこのじょう まちばけいせいし のまちのへんようとてんかい・ちょうにんのみょうじしゅとくをしざに
初版
判型四六判
頁数204頁
製本様式並製
本体価格1,800円

目次

  1. はじめに
  2. 第1章 二つに分断された都城城下町
  3.  第一節 都城(鶴丸城)城下町より新地への移転(新地移り)
  4.  第二節 新地移りによる都城島津家領町場の形成
  5.  第三節 三重町・後町の鷹尾口・中尾口への移転
  6. 第2章 三重町・後町問題と領主館西口の開拓(//)
  7.  第一節 三重町・後町からの新地移転の訴えと都城島津家の決断
  8.  第二節 領主館西口の開拓と三重町・後町の新地移転
  9.  第三節 都城島津家領町場四町 成立とその意義
  10. 第3章 都城島津家領町場の成長と町人の苗字取得
  11.  第一節 都城島津家二十二代久倫と天明元年安永諏訪神社祭礼領主参詣行列を読み解く
  12.  第二節 領主参詣行列への町人参加に差があるのはなぜか
  13.  第三節 参列した三町の町人たちが苗字・帯刀の武家の装束で参列していることをどう考えるか
  14. 第4章 都城島津家領町人の活動
  15.  第一節 都城唐人町明人子孫済陽氏の繁栄
  16.  第二節 都城島津家領町場町人の宇治への道
  17.  第三節 江戸期の都城町場町人の系譜
  18. 第5章 都城島津家領「町場城下町」の完成
  19.  第一節 町人の半数以上が苗字を取得していた
  20.  第二節 都城島津家領町場町人の苗字(名字)取得の過程
  21.  第三節 都城島津家領町場町人の成長と自治
  22.  第四節 都城島津家領「町場城下町」の完成
  23. 【主要著書・論文】【参考文献・史料】
  24. おわりに