印刷と出版の鉱脈社

鉱脈社ロゴ

白い紙に初めて記す感動を大切に《いのち》を受け継ぎ、育み、受け渡そう。

宮崎を表現する地方出版社です




TOP
鉱脈社

鉱脈社BOOK

星ふるさとの乾坤

星塚敬愛園を生きた人々

商品コード:010138

関連カテゴリー

みやざき文庫

鹿児島県鹿屋市にあるハンセン病施設「星塚敬愛園」。そこの患者さんとの交流を通して、園と患者さんとの歴史をひもとき、われわれの生活の根にあるハンセン病問題を考える。


著者について

下村 英視(しもむら ひでみ) 

1954年山口県生まれ。1985年九州大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。2008年博士(学術)、千葉大学。現在、沖縄大学人文学部教授。著書『人間存在の探究』(共著1991年)、『もうひとつの知』(1994年)以上創言社。『言葉をもつことの意味』(2009年)鉱脈社。『哲学への誘い 新しい形を求めて』第V巻自己(共著2010年)東信堂

弊社在庫数が少なくなっております。

ご購入・在庫等お問い合わせは下記へお願い致します。

お問い合わせフォームまたは

TEL:0985-25-1758/FAX:0985-25-1803

オンライン書店のご案内
※下記サイトにてもご購入いただけます。
amazonサイトへ
著者下村英視
シリーズみやざき文庫 86
書籍JANコード

9784860614355

1920036019007

日本図書コード0036
発行日2012-04-17
よみほしのふるさとのけんこん ほしづかけいあいえんをいきたひとびと
初版
判型四六判
横幅*13.2cm
縦幅*18.7cm
背幅*2.2cm
重量*350g
(*)はおおよその値となります。
頁数302頁
製本様式並製
本体価格1,900円

目次

  1. 序 章 星塚敬愛園が問いかけるもの
  2. 第一章 隔離とは何だったのか
  3. 一 目隠しして収容された
  4. 二 日本のハンセン病療養施設
  5. 三 収容二景
  6. 四 隔離を支えた考え方
  7. 第二章 園の中にも差別が
  8. 一 子どもたちの生活
  9. 二 園の中ではじめて受けた差別
  10. 三 貧しさと屈辱のくらし
  11. 第三章 「相互扶助」と「奉仕」
  12. 一 労働力としての患者
  13. 二 慰問と奉仕
  14. 三 初代敬愛園園長 林文雄
  15. 四 卒業証書に記された「癩」という文字
  16. 第四章 自分であることを奪われて生きる
  17. 一 帰 省
  18. 二 再会と結婚
  19. 三 断 種
  20. 第五章 「優生」ということ
  21. 一 法 律
  22. 二 自発と強制
  23. 三 合理化された堕胎
  24. 四 優生思想
  25. 第六章 「正しさ」に縛られる人間
  26. 一 危険から遠ざかろうとする私
  27. 二 「正しさ」に縛られる人間
  28. 三 今もある同じ精神構造
  29. 四 同情の限界
  30. 終 章 自分を平らかにする社会へ、いま、ここから
  31. 一 共生という価値
  32. 二 いま、ここから未来に
  33. あとがき