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商品コード:010134
幕末の文久二年五月。日向国細島(現日向市)の小島に、三人の武士の惨殺遺体が流れ着いた。三人は地元民によって葬られ、供養がつづけられ、一人が福岡黒田藩士と分かり、いつしか小島は「黒田の家臣」と呼ばれるようになった。それにしても、あの殺されようは何があったのか。遺族らの調査で、勤皇の浪士が襲われた「寺田屋事変」との関連が判明してくる。…三人の墓をたて、代々供養をつづけてきた黒木家の奇特を軸に、史料や関係者の証言から事件の全貌を解明し、歴史の闇に迫る。百五十年祭記念出版。
著者について
三尾 良次郎(みお りょうじろう)
明治27年5月28日、宮崎県日向市に生まれる。広島高等師範学校地理歴史部・京都大学経済学部卒。満州教育専門学校・台北高等学校で教鞭をとり、終戦後は郷里の町長・市長を各二期務める。退職後、郷土史に材をとった小説の他、福祉に関するエッセイなどを地元新聞に発表。著書に「概説・福祉学」「日知屋物語」「富高物語」がある。
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著者 | 三尾良次郎 |
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シリーズ | みやざき文庫 87 |
書籍JANコード | 9784860614317 1920021016004 |
日本図書コード | 0021 |
発行日 | 2012-04-17 |
よみ | 「くろだのかしん」ものがたり ぞうほさんていしんそうばん |
版 | 初版 |
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判型 | 四六判 |
横幅* | 12.9cm |
縦幅* | 18.6cm |
背幅* | 1.9cm |
重量* | 300g |
頁数 | 224頁 |
製本様式 | 並製 |
本体価格 | 1,600円 |