縄文の時代の人たちが食べていたものはどういう味だったのだろう…南九州から韓国へとドングリの旅の始まりだった。5年にわたる旅は、縄文の豊かな味の扉を開き、何よりも多くの出会いをもたらし、現代の生活の在り方も問いかけるものだった。

著者について

岩永 哲夫（いわながてつお）1947年宮崎県生まれ。1970年宮崎大学卒業。1974年宮崎県の埋蔵文化財行政に従事。現在、宮崎考古学会会長。宮崎市文化財審議会委員。都城市文化財保護審議会委員。宮崎県文化財保護審議会委員。宮崎ドングリ考古会主宰。どんぐり1000年の森をつくる会会員。